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 ICTAについての関連資料


ICTA 公式記録第2弾
写真集「アフガニスタンの戦争犯罪」

A4判 60ページ フルカラー
定 価:1,260円(本体1,200円+税)送料別
ISBN4-406456-56-1
編・著:アフガニスタン国際戦犯民衆法廷(ICTA)実行委員会
    Tel & Fax. 03-3267-0144
発 行:株式会社耕文社 大阪市城東区蒲生1-3-24
    Tel. 06-6933-5001  Fax. 06-6933-5002 

目次]

突然やってきた空爆 ...1
積み重ねられた破壊 ...19
戦乱にたえる大地 ...27
傷の消えない人びと...37
夢見る子どもたち ...45
 解説
 アフガニスタン戦争被害調査団について ...53
 アフガニスタン国際戦犯民衆法廷の開催 ...55
 第4回公判 判決 ...56


 2001年10月7日に開始された米英軍によるアフガニスタン攻撃は、国際法上いかなる正当化の根拠もない違法な武力攻撃であった。
 国連や国際機関がこうした米英軍の残虐な戦争犯罪を裁かない中で、ブッシュや小泉首相の戦争犯罪を国際法で裁いたのが、「アフガニスタン国際戦犯民衆法廷(ICTA)」であり、現在進行形の「イラク国際戦犯民衆法廷(ICTI)」である。
 この写真集は、「アフガニスタン国際戦犯民衆法廷」にアフガニスタン現地の戦争犯罪の事実を収集し証拠として提出した「アフガニスタン戦争被害調査団」の記録である。(以上、まえがきより)
 同時に、難民支援のための医療活動や、戦争被害の下でも未来に希望を託し、勉強に励む子どもたちなど、報道されることの少ないアフガニスタンの姿を伝える貴重な写真集である。

ご注文はこちらから→耕文社ウェブサイト

「声なき者の声」
The Voice of the Voiceless
変型判/104ページ/フルカラー
定価:(本体1,500円+税

編・訳:アフガニスタン国際戦犯民衆法廷実行委員会
発行:(株)耕文社 2004年

 第1弾「アフガニスタン女性の闘い―自由と平和を求めて―」に続くRAWA(アフガニスタン女性革命協会)の活動のすべてを紹介する。
 全104ページ、フルカラー。女性のみならず、アフガニスタンの子どもや、戦争被害者をはじめ、民主的な社会を希求するすべての人たちから最も信頼されるRAWA(アフガニスタン女性革命協会)。
 識字教室、学校、孤児院、援助活動、医療、生計プロジェクト、政治活動と、RAWAのすべての活動をカラー写真と簡潔なコメントで紹介する。
 同時にあとがきで最新のアフガニスタンと女性の現状とICTAとRAWAとの協力をも紹介。
 アフガニスタン国際戦犯民衆法廷実行委の編・訳によるRAWA書籍2冊目の出版である。

 

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アフガニスタン国際戦犯民衆法廷実行委員会 編・訳
『アフガニスタン女性の闘い―自由と平和を求めて
耕文社 2003年

 1979年、旧ソ連軍とその傀儡政権への抵抗運動を始め、のちに暗殺されたミーナを創設者とする、アフガニスタン女性によるアフガニスタン女性のための唯一の組織RAWA。その活動概要、調査報告およびアピールを翻訳し紹介。



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アフガニスタン戦犯法廷準備委員会編
『ブッシュの戦争犯罪を裁く
      ―アフガン戦犯法廷準備編
現代人文社 2002年

アフガニスタン国際戦犯民衆法廷実行委員会編
『ブッシュの戦争犯罪を裁くPart2
  ―アフガニスタン国際戦犯民衆法廷入門編
現代人文社 2003年
アフガニスタン国際戦犯民衆法廷実行委員会
『ICTA公聴会記録集』







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 ビデオ

『ブッシュを裁こう』『ブッシュを裁こう Part2』
(有)マブイ・シネコープ 2003年 →詳しくはこちら

  

 アフガニスタンについて

 「9.11」以後、文字通り雨後の筍のように膨大な書物が出されたが、アフガニスタンの状況を知らせるものはそれほど多いわけではない。最初に紹介するのはペシャワール会の中村哲(医師)の著作である。

中村 哲『ほんとうのアフガニスタン』光文社 2002年
中村 哲『医者井戸を掘る――アフガン旱魃との闘い』石風社 2001年
中村 哲『医は国境を越えて』石風社 1999年
中村 哲『ペシャワールにて』石風社 1989年
中村 哲『ダラエ・ヌールへの道――アフガン難民とともに』石風社 1993年
 80年代からペシャワールに拠点を作り、アフガニスタンでの医療を続けてきた著者は、医療支援に加えて、旱魃に際しては井戸掘り支援を行い、戦争による飢餓の危機には食料支援を行ってきた。全国を飛び歩いてアフガニスタンの状況を知らせ、アフガニスタン復興への支援プログラムもスタートさせている。

丸山直樹『ドクター・サーブ――中村哲の15年』石風社 2001年
 本書は中村医師を追いかけての人物ルポであり、アフガニスタンの様子も伝える。
丸山直樹『アフガン乾いた大地』NHK出版 2002年
 同じ著者による、パキスタンのアフガニスタン難民取材を通じたアフガニスタン・レポートである。

督永忠子『パーキスターン発 オバハンからの緊急レポート』創出版 2002年
 9.11事件以後のアフガン報道の拠点となったイスラマバード在住20年の著者の発言で、与党3幹事長の醜態や大仁田厚代議士のエピソードや、ジャーナリストへの厳しい注文も見られる。

長倉洋海『子どもたちのアフガニスタン』岩波ブックレット 2002年

山本芳幸『カブール・ノート――戦争しか知らない子どもたち』幻冬舎 2001年

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 アフガニスタン攻撃と国際法

松井芳郎『テロ、戦争、自衛――米国等のアフガニスタン攻撃を考える』東信堂 2002年
2001年10月に自由法曹団の集会で行った報告に手を加えて、雑誌『世界』2001年12月号に掲載した論文をもとにまとめられたブックレット。この1冊で国際法の論点がよくわかる。国際法は難しそうだと思われ、敬遠されるかもしれないが、本書は市民のための国際法を論じているので、しっかりした水準で、かつわかりやすい。
その他、次のようなものがある。

松田竹男『テロ攻撃と自衛権の行使』ジュリスト1213号 2001年

藤田久一『国際法から観たテロ、アフガン武力紛争』軍縮問題資料255号 2002年

前田 朗『九・一一の戦争犯罪論』社会評論128号 2002年
前田 朗『戦争犯罪と歴史認識』不戦129号 2002年

本間 浩『国際法・国連・NATOの対応』法学セミナー2002年2月号

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 戦争犯罪と国際刑事裁判所

ブッシュの戦争犯罪を裁くためには、現代国際法における戦争犯罪とはなにかを明らかにしておかなくてはならない。国際人道法のテキスト以外に、現在の戦争犯罪論を明らかにした著作はあまり多くはない。

前田 朗『戦争犯罪論』青木書店 2000年
前田 朗『ジェノサイド論』青木書店 2002年
 以上は、日本軍性奴隷制などの日本の戦争犯罪の解明を目指して現代国際法における戦争犯罪、人道に対する罪、ジェノサイドの罪を追跡した著作である。

藤田久一『戦争犯罪とは何か』岩波新書
 新書で手軽に読めるし、水準も高いが、最新情報は含まれていない。ICC規程以後に生じた大きな情勢変化を除いて、基本的な知識を得るには最適である。

アムネスティ・インターナショナル編『入門国際刑事裁判所』現代人文社 2002年
 国際刑事裁判所に関する初の入門書である。簡潔な紹介に加えて、旧ユーゴスラヴィア国際刑事裁判所の動向も明らかにされている。国際刑事裁判所規程の全訳も掲載されている。

安藤泰子『国際刑事裁判所の理念』成文堂 2002年
 国際刑事裁判所に関する初の本格的研究書である。

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 民間法廷を知るために

 これまで多くの民間法廷が開催されてきた。ラッセル・アインシュタイン法廷に始まり、核兵器を裁く民間法廷や、女性国際戦犯法廷が開かれてきた。ここでは4つの法廷に関する文献を紹介する。

1)ラッセル・アインシュタイン法廷(ベトナム戦争)
 戦争犯罪を裁く民間法廷の代表として知られるのがベトナム戦争におけるアメリカの戦争犯罪を裁いたラッセル・アインシュタイン法廷である。哲学者のラッセルと物理学者のアインシュタインが提唱し、世界の著名な科学者や法律家らが協力して開催された民間法廷である。

ベトナムにおける戦争犯罪調査日本委員会編『ラッセル法廷』人文書院 1967年

森川金寿『ベトナムにおけるアメリカの戦争犯罪の記録』三一書房 1977年
森川金寿『権力に対する抵抗の記録』創史社 2001年
 著者はラッセル・アインシュタイン法廷に日本から裁判官として参加した著者の報告である。

2)クラーク法廷(湾岸戦争)
 湾岸戦争におけるアメリカの戦争犯罪を裁くために、アメリカ元司法長官もラムゼイ・クラークが、空爆下のイラクで現地調査を行い、被害実態を報告し、民間法廷を呼びかけた。

ラムゼイ・クラーク『被告ジョージ・ブッシュ有罪』柏書房 1991年
 クラーク執筆の起訴状を収録している。

ラムゼイ・クラーク『アメリカの戦争犯罪』柏書房 1992年
 民間法廷における「証拠」としての現地調査報告を中心にまとめられている。

3)女性国際戦犯法廷
 日本軍性奴隷制(「慰安婦」問題)に関する日本(天皇、戦争指導者、慰安所関与者)の戦争犯罪を裁くために日本の女性と、アジアの女性、欧米諸国等の女性が呼びかけて準備し、男性の協力も得て、2000年12月に東京で開催された。昭和天皇を人道に対する罪で有罪と判断した画期的な判決を出している。

VAWW NET Japan編『戦犯裁判と性暴力』『加害の精神構造と戦後責任』『「慰安婦」・戦時制暴力の実態』緑風出版 2000年
 これらは法廷準備段階でまとめられた論文や証拠を収録している。
VAWW NET Japan編『裁かれた戦時性暴力』白澤社 2001年
 2000年12月の東京法廷の様子をまとめている。
VAWW NET Japan編『女性国際戦犯法廷の全記録1・2』緑風出版 2002年
 1は、2000年12月の法廷のドキュメントである。2は、起訴状および2001年12月の最終判決の全文を収録している。

4)コリア戦犯法廷
 朝鮮戦争におけるアメリカの戦争犯罪も長い間、裁かれずに来た。1990年代後半になって老斤里虐殺が判明して真相調査が活発になった。そして、2001年6月にはニューヨークでコリア戦犯法廷が開催された。

『この傷は忘れない――朝鮮戦争で米軍は何をしたのか』朝鮮戦争時の米軍による民間人虐殺を裁く5・15大阪集会実行委員会 2001年

老斤里から梅香里まで発刊委員会『駐韓米軍問題解決運動史』キップンチャユ日本事務所 2002年

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「アフガニスタン国際戦犯民衆法廷」実行委員会 The International Criminal Tribunal for Afghanistan